新しい良さと古い良さを持ち合わせた家
宇都宮市 T様邸 古民家再生
昔の面影を残しつつも、
新しい姿に生まれ変わったT様邸。
新しくなった外壁には、から松が使用され、
以前の姿から引き継いだ瓦屋根をしっかりと
支えています。
玄関を開くと、昔から家を支え続けてきた
立派な梁が目に入ります。
どっしりとした貫録をかもしつつも
どこか懐かしさを感じさせる、
そんな玄関がお客様をお迎え致します。
床板は全て張替え、素材に檜を使用する事で
落ち着いた色合いに仕上がりました。
天井や扉は、以前のまま使用しており、
新しくなった床や壁の落ち着いた色あいと、
使い込まれた天井や扉の濃い色あいの
コントラストが美しいですね。
和室に入り、さらに奥の扉を抜けると、
日当たりのいい縁側につながります。
天気のいい暖かい日には、窓を開け、
日に当たりながらお茶を楽しむ。
そんな、ゆったりとした時間を過ごす光景が
目に浮かびます。
これからは、新しい良さと古い良さを
持ち合わせたこの家に、お施主様の
楽しい思い出が刻まれていくことを
楽しみにしております。